内原のはらわた

腹を裂いたら出てきたもの。

【読書ノート】新井紀子「AIvs教科書が読めない子どもたち」

■初版
2018/2

■読んだ時期
2018/3/12購入 1週間以内に読破

■読むきっかけ
Twitterで見かけた。
もともと「AIで仕事無くなる」系の話題が気になっていた。
為末大氏が本書に対して言及していた。

■何の本?(要約)
・AI(技術)とは何なのか、シンギュラリティは来るのか、などの基礎知識と現在のAI技術の到達レベル
・東ロボ君プロジェクトから分かったAIの得意不得意
・読解力が無い子供の思考と、AIに取って代わられる人間を育成してしまった教育プログラム
・これからどう生きるか

■気づきポイント
AI、シンギュラリティなどの言葉の意味を優しく正しく理解できた。
AIもコンピュータであり、コンピュータは計算機である。よって、四則演算で表現できないことはAIにやらせることはできない。世の中の事象を計算式に表すことで、コンピュータで解決できるようになる。なぜ数学が必要なのか、かなり腹落ちした。
「その人にしかできない仕事」=「複数の事の組み合わせ」と「ストーリー」が鍵。肩書や所属ではなく個人が重んじられるこれからの社会では、自分らしさを本気で考えることが必要だ。

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

AI vs. 教科書が読めない子どもたち