内原のはらわた

腹を裂いたら出てきたもの。

【読書ノート】菅俊一「観察の練習」

■初版
2017/12

■読んだ時期
2018/5月半ば 2〜3時間で読破

■読むきっかけ
著者のTwitterをフォローしている。
図書館にあった。

■何の本?(要約)
・写真と、次のページにその写真(シチュエーション)で菅氏が考えたこと記してある。
・写真を見て考えて、菅氏がどう思ったのかを知ることを繰り返し、普段の生活の中の何気ない事象もよく見て考えるトレーニングをする本。まさに観察の練習。

■気づきポイント
電車と新幹線の移動時間(2〜3時間程度)で読み切ってしまった。サクサク読めるが、じっくり考えながら読むともっと時間がかかると思う。知識を付ける本ではなく、「こういう目の付け所もあるんだな」とちょっとした気づきを与えてくれる本。正直「いや、この写真だけでこのシチュエーションを想像するのは難しくないか?」と少し苦笑してしまうようなページもあったが、何気なく通り過ぎる日常の「小さな違和感」に気付く力、考えてみる機会、そんな第一歩を与えてくれた。

観察の練習

観察の練習