内原のはらわた

腹を裂いたら出てきたもの。

【ライブレポ】cero”POLY LIFE MULTI SOUL”発売記念全国ワンマンツアー@DIAMOND HALL

好きなアーティストの名古屋公演が固まり、意図せず『内原ライブ強化週間』に。

第一弾はcero!早め退勤で会場へ。

 

■日時/会場/キャパ
2018/6/15
DIAMOND HALL(愛知県)
スタンディング1000名(Wikiより)

 

■アーティスト
cero

 

■客層
客層は男女比半々。老若男女問わずいる模様。

 

■期待/見る前のモチベーション
好きな曲はYellow Magと街の報せ。ライブだとElephant Ghostも聴きたい。

アルバムは未購入で「魚の骨 鳥の羽」だけ試聴済み。予習不足だが、アルバム曲は生の演奏で聴かせていただこう。

 

■感想
終始ひたすらに盛り上がっていた。2曲目でリードナンバーの「魚の骨 鳥の羽」で観客のテンションを一気に上げていき、そこからは初夏に似合う「Summer Soul」。この流れは興奮した。その後もceroの世界にぐいぐい引き込んでいく。おなじみのナンバーも若干アレンジが違ったりして面白い。NEWアルバム曲はどれも新鮮だけれどすんなり溶け込み勝手に体が踊りだす。曲中でVo.高城くんがステージを降り、観客たちにハイタッチ。これがあるからフロントエリア参戦がやめられない・・・。最後もよかった。「POLY LIFE MULTI SOUL」の余韻を残したままはけていき、残響からそのままアンコールへ!ずっとずっと踊っていられる楽しさだった。

このアルバムは欲しい。会場で購入はしなかったが、近いうちに必ず購入する。

 

■セトリ

LiveFansより

http://livefans.jp/events/922344

 

■CD情報

 ceroの最新アルバム

POLY LIFE MULTI SOUL (初回盤A)

POLY LIFE MULTI SOUL (初回盤A)

 
POLY LIFE MULTI SOUL (初回盤B)

POLY LIFE MULTI SOUL (初回盤B)

 
POLY LIFE MULTI SOUL (通常盤)

POLY LIFE MULTI SOUL (通常盤)

 

 

【読書ノート】菅俊一「観察の練習」

■初版
2017/12

■読んだ時期
2018/5月半ば 2〜3時間で読破

■読むきっかけ
著者のTwitterをフォローしている。
図書館にあった。

■何の本?(要約)
・写真と、次のページにその写真(シチュエーション)で菅氏が考えたこと記してある。
・写真を見て考えて、菅氏がどう思ったのかを知ることを繰り返し、普段の生活の中の何気ない事象もよく見て考えるトレーニングをする本。まさに観察の練習。

■気づきポイント
電車と新幹線の移動時間(2〜3時間程度)で読み切ってしまった。サクサク読めるが、じっくり考えながら読むともっと時間がかかると思う。知識を付ける本ではなく、「こういう目の付け所もあるんだな」とちょっとした気づきを与えてくれる本。正直「いや、この写真だけでこのシチュエーションを想像するのは難しくないか?」と少し苦笑してしまうようなページもあったが、何気なく通り過ぎる日常の「小さな違和感」に気付く力、考えてみる機会、そんな第一歩を与えてくれた。

観察の練習

観察の練習

【ライブレポ】東京カランコロン 会場限定CDリリース・2ヶ月連続東名阪ツアー「ギブミー!ギブミー!ギブミー!」@ CLUB UPSET

■日時/会場/キャパ
2018/5/26
CLUB UPSET(愛知県)
スタンディング250名(公式HPより)

■アーティスト
東京カランコロン
MOSHIMO

■客層
客層は男女比半々。年齢は20〜40代くらいか?老若男女問わずいる模様。

■期待/見る前のモチベーション
カランコロン:好きな曲は「16のbeat」「愛のマシンガン」「ふたりのエンターテイナー」ディズニーカバーの「ホールニューワールド」など。
MOSHIMO:正直曲を知らないんだよなぁ。チーズケーキ時代の曲なら若干聴いたことあるがもう忘れてしまった。

■感想
「命短し恋せよギブミー!」のコール・アンド・レスポンスでエンジンをかけていく。パワフルなボーカルによるMCとフレッシュでキャッチーな楽曲達で最初はシャイなオーディエンス達のテンションもどんどん上がっていく!曲中にいきなり心理テストも面白かった。「命短し恋せよ乙女」で名前を読んでもらえるの、かなり嬉しい。こういうのは積極的に参加したい。

続いて、温まったステージに登場するのはメインバンド東京カランコロン。ファンサが神。男ボーカルいちろー氏、ステージを降りてまでファンに握手、めちゃくちゃ手伸ばす。会場限定リリースの「ギブミー!」、内原の好きな曲である「16のbeat」「スパイス」なども聴けて大満足。整理番号でTシャツが当たる抽選会もあったりと、アットホームで楽しいライブだった。
ツーマンで1バンド1時間って短くない?そんなことない?メインバンドなのにあんまり曲やらないんだな。かなりあっという間だった。

■セトリ
カランコロンの詳しいセトリは…ごめんなさい。
東京公演とは若干違っている模様。

MOSHIMOのセトリは公式Twitterから。

■CD情報
東京カランコロンの最新アルバム

東京カランコロン01

東京カランコロン01

MOSHIMOの最新アルバム

【読書ノート】佐藤オオキ「ネンドノカンド脱力デザイン論」

■初版

2012/10

 

■読んだ時期

2018/4月後半~5月頭 3週間くらいで読破

 

■読むきっかけ

「ひらめきの教室」(3年前くらいに読んだ?)で佐藤オオキ氏が気になっていた。

図書館にあった。

 

■何の本?(要約)

・見開きページで収まる短い文章のまとめ。(雑誌『DIME』の連載だったらしい)

・幼少期の思い出や、プロジェクトで出会った人の話など、そこからどのようにデザインに繋がっているかを示している。

 

■気づきポイント

装丁のシンプルなデザインも良いが、中のページも下の余白が広く取られていて、本を持ちあげて読むときに文字が指が被らないようになっているの工夫も面白かった。

肝心の内容だが、佐藤氏の人の好さというか優しさ、穏やかさが文面からも感じ取れて読んでいて心地よかった。文中で「芸術は時に人を傷つけるが、デザインは最後には必ず人を幸せにしなければいけない」というような三宅一生氏の言葉を引用している。デザインとアート、どちらも興味があるが、全く別ものである両者をごっちゃに考えるのは危険。デザイナーはコンサルティングに近い仕事なんだな、と読んで実感した。

自分は紙の本だと一気読みするのが苦手で、しかも別のいろいろな本に手を付けていたこともあり、分量のわりに読了するのに結構な時間がかかってしまった。が、「デザインをするときの思考」「目の付け所」をストレスなく学べる(気がする)ので、気になる本を一通り読み切ったら、もう一度読もうと思う。

ネンドノカンド -脱力デザイン論-

ネンドノカンド -脱力デザイン論-

 

 

【読書ノート】前田裕二「人生の勝算」

■初版
2017/6

■読んだ時期
2018/5半ば 2〜3日で読破

■読むきっかけ
堀江貴文「すべての教育は「洗脳」である」を読んだら「おすすめ」に出てきた
kindleで無料だった。

■何の本?(要約)
・SHOWROOM社長の前田裕二氏の自分史。
・幼少期の苦労、新卒で入った外資系企業、起業する前に入ったDeNAでの経験と、その時に考えたこと
・SHOWROOMでの苦労、乗り越えた過程、結果

■気づきポイント
著者の年齢も若いし、ビジネス本なんて成功談の羅列かと思っていたが、泥臭い部分が沢山書いてあったのが意外だった。「誰よりも早く出社して誰よりも長く働く」とか「馬鹿な一発芸を全力でやる」とか。自分は日本企業の伝統みたいなものが好きでは無いが、これを糧にできているところは純粋に凄いと思った。
このご時世の成功の鍵は"絆"と"人に好かれること"。人としての魅力がビジネスの、人生の成功に直接結び付く。AI本によくある「これから人間はどう生きるか、どう働くか」のにも繋がる。
そして余談。読了した数日後に石原さとみとのニュースが報道されたので、「確かに人生勝ってんな…」と思ったのであった。

人生の勝算 (NewsPicks Book)

人生の勝算 (NewsPicks Book)

【読書ノート】堀江貴文「すべての教育は「洗脳」である」

■初版
2017/3

■読んだ時期
2018/5半ば 2〜3日で読破

■読むきっかけ
kindleで無料だった。
もともと落合陽一との合同本「10年後の仕事図鑑」が気になっていたが、まずは無料のホリエモンから。

■何の本?(要約)
・「やりたいことをやれ」「今すぐやれ」堀江氏が常に発信してるこの言葉を、何故多くの人はできないのか。それを教育の観点から紐解いていく。

■気づきポイント
タイトルに「教育」とあるが、内容の殆どは堀江節「やりたいことをやれ」「今すぐやれ」に繋がる。
現在の日本の教育機関は「知識」を与えているのではなく、「常識」植え付けているだけ。平均的な労働力を生産する工場の役目を果たしている。そこに突飛な才能はいらない。
もはや「国」という括りが消えて、世界を相手にするか("G"lobal人材)、自分の周りの限られた範囲を相手にするか("L"ocal人材)、二極化している。
自己防衛おじさんの「国に期待しちゃダメ」は正論。自分の回りをがっちり固めて味方を作るか(自分が解釈したL人材)、世界に視野を向けてその都度味方を探すか(自分が解釈したG人材)。頼れる自分をどこに置くかを考えて行動しなくちゃいけない。
この本が後に堀江貴文の本を読むキッカケとなった。

【読書ノート】新井紀子「AIvs教科書が読めない子どもたち」

■初版
2018/2

■読んだ時期
2018/3/12購入 1週間以内に読破

■読むきっかけ
Twitterで見かけた。
もともと「AIで仕事無くなる」系の話題が気になっていた。
為末大氏が本書に対して言及していた。

■何の本?(要約)
・AI(技術)とは何なのか、シンギュラリティは来るのか、などの基礎知識と現在のAI技術の到達レベル
・東ロボ君プロジェクトから分かったAIの得意不得意
・読解力が無い子供の思考と、AIに取って代わられる人間を育成してしまった教育プログラム
・これからどう生きるか

■気づきポイント
AI、シンギュラリティなどの言葉の意味を優しく正しく理解できた。
AIもコンピュータであり、コンピュータは計算機である。よって、四則演算で表現できないことはAIにやらせることはできない。世の中の事象を計算式に表すことで、コンピュータで解決できるようになる。なぜ数学が必要なのか、かなり腹落ちした。
「その人にしかできない仕事」=「複数の事の組み合わせ」と「ストーリー」が鍵。肩書や所属ではなく個人が重んじられるこれからの社会では、自分らしさを本気で考えることが必要だ。

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

AI vs. 教科書が読めない子どもたち